慰められた一日

敬老の日。曇り。定休日なので、早朝仕事を切り上げて帰宅。子供と久しぶりに釣りでも行こうと考えていたのだが、雨が降り出す。午前中は家でゆっくりと過ごす。一日このままというのはさすがにもったいないということで、昼食を外で食べて平田の嫁サンの実家へ敬老の慰問にいくことととなった。一応雨がやんだらという想定で釣竿なども持っていく。

途中、斐川の北京で昼食。カツ丼を頼んだら、カツが乗った中華丼だった。これもまたよし。家族が食べたあんかけ焼きそばやラーメンもなかなか。根強い人気があるのもうなづける。

平田へ着き、眠くなったので30分ほど横になり、雨もすっかり上がったので釣りに出かける。いわゆるノリ場と言われるところへ。急な石段で降りて行く途中、イラクサが結構伸びている。子供の足に引っかかり大騒ぎ。一目見てわかっていたが、黙っていた。たぶん、教えたらそれから先を進もうとしないだろう。

釣りはほとんど釣果がなかったが、次の釣り場のテトラへ行こうとする途中で、すぐ下の方を泳ぐイルカの群れを見つける。楽しそうに遊んでいる様子。急いで動画を撮る。

イルカ

テトラの方も釣果はさっぱりだったが、こちらの方にもイルカが向かってきて、50~70メートルぐらいまで近づいて泳いでいた。出雲の沖にも結構いるとは聞いていたが、野生のイルカを見るのは初めてだった。大きな生物が戯れている様子を見るとこちらもなんだか幸せな気持ちになる。

結局釣りの方は中途半端に終わったが、こんなおやじに付き合って釣りについてきてくれる息子に感謝。まだ敬老という年ではないが、子供にもイルカにもずいぶん慰められた一日となった。

運動会の日

曇り時々晴れ。午前中は一時ザッと雨が降る時間もある。今日は市内のいろいろなところで町内の運動会が行われていた模様。少なくとも、竹矢地区、津田地区、法吉地区など。ちょっと蒸し暑かったが、なんとか天気も持ったし、この間のような猛烈な暑さでもなかったので案外良かったのかもしれない。

出雲の方は、熱中症を心配して10月に行う地区もあるという。イベントが多い時期なのでこれはこれで大変そうだが。

みなさん運動会で汗を流しておられるので僕も負けずに草刈りで汗を流すことに。先日からの長雨で一気に雑草も伸びた。午前中は圃場の周り、特に水路沿いを中心に草刈り。午後は圃場の内側を攻めた。いずれも汗びっしょりになるが、真夏と違ってスポーツだと思えばあまり苦にならない。だが、今日は特に石が多い場所が多く、刃に石が当たるのはやっぱり嫌なものだった。

午前中はついでにいつも使っている野菜収穫用の笊の修理。この笊は、確か酒屋さんが納屋を片付けられた時に出てきた古いもので、いただいてからもすでに20年ぐらいたっているかもしれない。ところどころ弱くなったりして修理しながら使っているが使っていて楽しいし、非常に使い勝手も良い。

笊の修理

夏の最中に針金が錆びて切れてしまったようでずいぶん気になっていたが、昨日やっと針金(ずいぶん細い)を調達できたので今日の修理となった。

針金実際はもう一段太くても良かったが、まあいいだろう。修理というより応急処置ぐらいのレベルだが、こうして手を入れてみるとどれほど最初のつくりがしっかりしていたかがよく分かる。そして今後も大事に使おうという気にもなるものだ。

部分的には結構ボロボロのところもあるが、まだ全体はしっかりしているのがすごい

本当のところ、作られてから何年ぐらいたっているのだろう。プラスチック製などに比べると、ものすごい耐久性だ。今手に入れようとしたらずいぶん高くつくかもしれない。

笊の修理
ちょっと適当さが見える

他の人の目線

曇り。早朝、圃場で作業。朝露というか、夜中に降った雨で靴がびっしょりになる。

朝は事務所でミーティング。夏に入院してしばらくお休みだったIさんもようやく登場。皆が一安心する。その後昼までビニールハウスへ。引き続き剪定や苗の整理などを行う。昼前に畑の整理。古くなってなりが悪くなったキュウリを片付け。今年のように途中から新しい苗に切り替えることは必要だ。ちなみにナスは9月に入ってから絶好調。ミニトマトも次々色づき始めた。

午後はデスクワーク。子供が倉庫の整理に没頭する。ずいぶん片付き広くなった。自分では気がつかなかったのに不要なものが案外あるものだ。やはり他の人の目線は大事だとあらためて思う。

ついでに倉庫の土などの在庫管理の改善方法も提案してもらう。夕方、その管理の為のマグネットを買いに出かける。ついでに書店へ。

10のうち3

曇りのち雨。午前中は圃場で片付けや剪定作業など。蒸し暑く、少しバタバタすると汗ばむ。

午後はデスクワークと発送作業。

夕方、ホームセンターへ備品の購入、ギフトなども物色。あまり時間がないため、そそくさと終わる買い物だった。

一年前を思い起こすとこんなに忙しかったっけと思わせられる。もう少し時間に余裕があったような気がするのだが・・・。せねばならないことが増えたとも思えないが、減ったことは少ないかもしれない。とはいえ、もう少し本を読む時間はあったような・・・。

夜、一回り以上年上の知人夫妻の話を聞く。思い切った移住をされたりして老後の生活をエンジョイしていらっしゃる感じだったのだが、まさか思ってもみないことが次々おこっているようだ。

普段の仕事などでは、予定していた10のうち3ぐらいうまくいけばいいというこころづもりで動いてはいるが、なかなか人生という大きなサイズになるとそういうふうに考えられないのが我々なのだろうか。