作りすぎ

曇り。時々晴れ間が見える。少し蒸す感じはするが、不快というほどではない。体を動かしているとさすがに汗ばむ程度。

早朝からビニールハウスで作業。苗の整理をしていたら、家庭菜園用に育てていた苗がまだ残っているのに気がついた。定植はすでに1週間以上前に終えているし、どの種類も活着したようなので、もう必要ない。自宅用の苗は、保険のつもりで少し多めに作るのだが、今年はなおさら多めになってしまった。毎年反省しているが。店頭にこられたお客様に差し上げることで決着。

夏野菜の苗
きゅうり、なす、プチトマト、シシトウ。例年通りの顔ぶれ。

今日中にすでにいくつか貰い手が現れた。

午後のデスクワーク後、再びビニールハウスへ。片付けても片付けてもするべき作業が残っている。それでも今日はなんとか時間を作ってきゅうりの支柱を立てることができたので一安心。支柱を作って、紐で固定しようとしたら、思っていたより伸びていて、なかには花も咲き、花の付け根にちいさなきゅうりができている株もあった。トマトの株もちいさなトマトができつつあるし、この時期の成長は本当に速い。

この頃忙しくて図書館や本屋へ行っていない。来週もまたハードになりそうなので、ゆっくり本を眺める時間はまだ先になりそうだ。

天気と仕事具合

朝からとても良い天気。微風が吹き、とても気持ちが良い。梅雨の最中とは思えないぐらいだ。

早朝、昨日切れてしまった草刈機のスターターの紐の修理。

スターター修理

以前友人から借りたプレートコンパクタ(道路をならすやつ)の紐が切れた時に大変な思いをして修理したことがあるので、すこしおっかなびっくりだったが、案外簡単に修理ができた。実際には7割がただが、まあよしとしよう。

スターター修理

気持ちが良いと、いろいろ仕事もはかどる。ずいぶん片付けていなかったビニールハウスの中の棚などもこの機会に掃除する。普段ずっといると気が付かないが、よそから来た人の視線で見ると、きっと眉をひそめたくなる状態だろう。

お庭の手入れも一緒で、放置状態と、一部分でも手入れができているのではずいぶん印象が違う。今日はとりあえず入口近くの棚と机だけだったが、片付けることができたので一安心。

午後は例によってデスクワーク。夕方には一段落できたので、倉庫の片付けもする。天気が良いだけでいろいろ片付く。天候が気分に与える影響は大きいものだ。

夜、仕事が終わって、春先に買ったウクレレの楽譜を引っ張り出す。久々に自宅でまともにウクレレに触った気がする。

幾つか耳に覚えがある曲をたどたどしく弾いてみる。なかでも、お、これはいい感じかも・・・と思ったのが、「枯葉」。

言わずと知れたジャズのスタンダードだ。

枯葉

時期的にはこれからボサ・ノヴァなどがよさそうだが、やはり相当難しそうだ。それよりもこの楽譜ならまだ弾けそうな感じがする。季節を2歩ぐらい先取りだ。

まだまだヨチヨチ歩き程度にしか弾けないが、秋になんとなく弾けるようになったらかっこいいだろうなぁ。

買い物に出かけたら肌寒くて、すでに秋の雰囲気が漂ってきた。

伝言ゲーム

曇り。朝は時々パラパラと小雨が降る。気温も低め。梅雨っぽいジメジメさが無くて楽は楽だが。

今日もいろいろ片付け作業。出雲市にある秘密(笑)の畑へ草刈りにでかける。

松江の圃場では場所の関係で植えにくいものを、使われなくなった畑の隅に植えさせてもらっている。ただ、誰も畑の管理をする者がいないので、放っておくと雑草に覆われてしまう。梅雨も後期になると雨が降り続くので、このチャンスを逃すとなかなか機会がないため、早起きして業務を片付けた上で出雲市へ向かう。

畑の所有者(嫁サンの父だ)にその旨連絡を取ったら、ついでに畑の小屋から針金を取ってきてほしいとの依頼があったと嫁サンから命令が下る。

小屋に大きい針金と小さい針金があるので、小さい方を取ってきてほしいとのこと。簡単な仕事だ。

現地に着く。すごい草である。車が通る場所が一面の草原に。ナウシカ状態だ。とはいえ、ラン・ランララ・ランランラン・・・と鼻歌を歌える状況ではないので、慎重に車を進める。

草原
金色の野に降り立つべし・・・

途中でこれ以上は・・・というところまで行き着いたので、その先は草刈り機で刈っていき、ようやく苗が植えてある場所にたどり着く。ひとつの苗はなんとか無事だが、すぐ近くに畳3畳ほどイノシシが盛大に掘り返していた。

イノシシの掘り返し
イノシシの破壊力

まあ、仕方がない。

瀕死状態
瀕死状態

もう一箇所の苗は草に覆われ、なんとか生きている程度。一株は完全に枯れていた。さて、どうしよう・・・。

トラノオ
近くではトラノオが涼しげに咲く

周囲の草刈りを一通りして休憩。後30分ほど草刈りをして昼食にしようと草刈り機のスターターの紐を引いたら「ブチッ」と切れてしまった。

「これは『もう終わりにしなさい』という意味なんだろう」と、頼まれていた針金を探して家に向かうことにする。若い頃なら頭に血が上って何としてもスターターを直そうとしたことだろう。大人になったものだ(笑)。

針金
どれを持ち帰るべきか・・・

針金、探してみるとこんなに見つかる。さらに二つ、抱えるのがやっとという太く巻かれた針金がふた巻きあった。「小さい方」というからにはそれはないだろうから、とりあえずこの中の小さめの二つを持って帰ることにする。きっとどちらかだろう。

さて、持って帰ったら、なんと、どちらも違うと言う。太く巻かれた針金の小さい方だという。結局もう一度取りに行く。

針金
抱えるのがやっとの針金(手前)が、ご所望の品だった

人を間にいれた話は当てにならないというが、今日はまさにそれだった。直接聞かない自分が悪いのだが、ひどい伝言ゲームに振り回された感じ。

結局自分の仕事は半分も終わらぬまま出雲を後にした。

お土産は何を

晴れ時々曇り。梅雨にしては比較的爽やか。風も一日中強めに吹き、夕方などは肌寒さも感じた。

午前中は圃場でポット上げなどの作業。

ピンクトードフラックス

ビニールハウスの片隅に、実生で育ったピンクトードフラックスが満開。淡い色は紫の種類よりもいい感じだ。もう少し増やすように心がけたい。

店には、緑ヶ丘養護学校からNさんが職場体験2日目。学校では自分自身を見つめる練習をする時間もあるという。僕が高校の時、自分を見つめるという時間があっただろうか。

午後は例によってデスクワーク。途中、店頭で販売しているジャムを作っていただいているMさんがいらっしゃる。何かの話から、彼女の同僚の方が、髭男のメンバーのお母さんだという話になり、盛り上がる。「ぜひ、『応援してます』とお伝えください」とお願いする。やはりこのあたりは狭い。

夕方、益田よりHさんご夫妻が来店。お土産にと渡されたのがなぜか京都のカレー。この辺が楽しい方である。

京都七味カレー
食欲がそそられる

コーヒーを飲みつつ、しばし歓談。本当はゆっくりと話したいところなのだが、遠方へもどられるため、それができず残念。

仕事や家庭の話など、遠慮なく話せるのは彼の人柄に寄るところもあるだろう。毎回会うたびに大笑いさせてくれる。

次回は是非益田でお会いしたい。お土産は何を持っていくと笑ってもらえるだろうか。