晴れ
とてもいい天気の予感。今日も山登り日和。
定休日だが、それでも早朝圃場に出かける。今日は持って帰るものがないのでスーパーカブで出発。ようやく走行距離が100km程になった。

畑ではさくらんぼが着々と色づき始めてきた。
鳥たちもやってきているようだが、もう少ししたらネットをかけようかと思う。まあ、一部でいいだろう。
8時半に家に戻り、母親はデイサービスへ出かけるところだったが、出かける前になってトイレのことで大騒ぎ。まあ、仕方がない。
10時に出発。向かう先は昨年から一度行ってみたかった飯南町の琴引山。
途中、道の駅やスーパーなどにも立ち寄り(毎回のことだが)、現地に着いたのは12時半だった。
ルートはいろいろあるようだが、今回は最も一般的なスキー場からのぼる登山道へ。北東の風なので、ちょうど遮られる形になっていいだろうという目論見もあった。


すぐに準備して登山開始。スタートのスキー場の部分は足元がプラスチックで覆われていてとても歩きにくい。スキーをしない身にとっては冬はどんな感じかもわからない。

12時50分、スキー場横の、本来の登山口へ到着。駐車場脇の案内図ではこの登山口がどのあたりなのかはっきりはしなかったが、とにかくスキー場の一番左端をあがって行けば自然に到着する。


ここからしばらく歩きやすく気持ちの良い広葉樹の林を進む。新緑がとてもいい感じだ。足元では、たぶんハナイカダが咲かけていた。

しばらく進むと、針葉樹の植林帯へ。沢も現れる。このあたりにはキケマンやすみれが所々で咲いていた。この辺りから何度も折り返す道になってくる。沢を渡り、沢の水で水分補給。

巨大な岩のある場所を2箇所過ぎ、敷波からの道と合流。しばらく進むと、神社が現れ、その上の岩山を登っていくと頂上。



思わずオーッと声が出る。ほぼ360度見渡せる。西には三瓶山、東にはおそらく大万木山。時間は2時だった。
上りには1時間半り、お腹はペコペコ。途中で買ってきたおかずと、家から持ってきたおにぎり。そしてラーメン。ラーメンは少し奮発して美味しいのをチョイスしたのだが、やはりなぜかこういう場所には似合わなかった。次回からまたごく普通のインスタントラーメンにしようと思う。
下の駐車場に車が一台あったので先行者がいると思っていたのだが、誰もいない。別のルートから降られたのかもしれない。

お腹を満たして、今日もチェアリング。岩に足を伸ばしてうとうと。本当に静かだ。山の上で風が強いかもと危惧していたが、全く。とても気持ちが良い。
3時半までゆっくりして下山。山頂のすぐ下の広場にも行ってみる。

大万木山からの縦走ルートもこちらのようだ。ここでキャンプしても良さそうだ。
結局今日もスタートから最後まで誰にも会うことがなかった。完ソロと言いたいところだが、嫁サンが同行していたので半ソロというところか。
帰りはラムネ温泉へ。人が少なくてとても寛ぐことができた。





ここから目指す要害山はすぐそば。天気もバッチリ回復してきたので楽しく歩みを進める。杉林の中の林道を進むと急に視界が開け、目の前に要害山が現れる。
足元の草花たちも歓迎するかのようだ。

すぐ上に二の平。5分もかからずに山頂に着いた。


桜がたくさん植っているが、もうほぼ終わり、数輪だけ残っていた。
久しぶりにこんな近くで牛を見た。少し警戒している様子。であったのはこの牛だけ。人影さえ目にすることない完ソロ登山だった。




ここの桜はまだこれから。


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ここからだと、200メートルの登り。大したことはなさそう。スタートは杉林。北側なので暗い。
その後、竹林も混ざり、徐々に自然の山らしくなってくる。登山道ははっきりしているし、所々削って踏段も作ってあるので歩きやすいが、あまり展望は良くない。それでも、あまり手が入っていない登山道はそれなりに楽しい。
ところどころにはロープも渡されている。ストックを持ってきておいて正解だった。その後も案外急な上り坂が続き、「これは結構大変だ・・・」と思い始めた頃、急に周りが明るくなり頂上に到着。実際には30分かからなかった。

本来ならここで弁当というところだが、まだ昼にはやはり早い。ドリンクで喉を潤す。
南側からは下の方の集落が真下に見え、止めていた車も見えた。
後で調べたらネットにも載っていなくて不思議だったが正しくは「烏巣見山」だった。
夕方、頼まれていた花の木の収穫。山では杏(?)の花が咲いていた。